いざ転職活動を開始して転職サイトに登録したあなたへ
本記事では求人票の見方やポイントになる部分を紹介していきます。
転職は誰もが失敗したくないと思うので、大事なところは抑えていきましょう。
私は、リクルート系の会社で4年程勤め、実際に採用企業の求人原稿の作成に携わっていました。
採用する企業からの目線も交えながらお伝えできればと思います。
求人票の見方とポイント
1.転職軸を決める 2.求人のタイトルだけで判断しない 3.数多くの求人を見る
この順番で見ていきましょう。
1.転職軸を決める
「あたなが転職したい理由はなんですか?」
一番大事なところです。
求人票を見る前に自分の転職軸を抑えておきましょう。
軸を整理しないまま転職サイトを見て「ここもいい」、「あれもいい」とブレブレになってしまうので注意しましょう。
後ほど紹介しますが、求人票は採用したい企業が応募を集うためにいいところを全面にアピールしています。
ぜんぜん違う方向へ流されないように。
ダイエット目的でジムに行く途中、友人から飲みに誘われてそっちに行っちゃうようなものです。
分かりづらい例えです。
「給与を上げたい」 「休みがもっと欲しい」 「この仕事が具体的にやりたい」 「副業がOKなところで働きたい」
などなど
転職理由は人それぞれあると思います。
単純に今の会社で人間関係がうまくいかなくて転職したい人も、次の会社を選ぶ上で譲れないをポイントは軸として考えてみましょう。
2.求人のタイトルだけで判断しない
安定企業 働きやすい環境 月給●●万円以上 残業すくなめ 年間休日●●日以上
求人票のタイトルはいろんなキャッチコピーがあり、さっきの友人からの飲みの誘いみたいに誘惑があります。
軸を持って転職活動しているのに、他の誘惑があり、一時的に気が変わりそっちに行ってしまう。
本当に大事にしていた軸を曲げてしまうと、後々後悔することになると思います。
では、なぜいろんな誘惑があるのか?
答えは簡単です。
採用企業側の目線になって考えてみましょう。
採用企業側は、人を採用する目的で求人票を出して応募者を集っています。
「我が社はここが魅力ですよ」をタイトル(求人票の一番上)に打ち出しています。
当たり前ですよね、数ある求人の中で魅力あるポイントを記載しないと人が集まらないですから。
なのでその誘惑だけで判断するのはちょっと待ってください。
求人票は下まで見ていきましょう。
具体的な業務内容、勤務地、給与、勤務時間、手当、福利厚生 など
あなたが叶えたかった軸をぶらさずしっかり見ていくことをお勧めします。
3.数多くの求人を見る
転職サイトを見てみると求人が溢れているのが分かると思います。(職種にもよりますが)
数多くの求人を見ることで、この会社にはあってこの会社にはない部分が次第に見えてきます。
自分が決めた軸を叶えられる企業の中でも、比較ができるはずです。
また、求人の入れ替わりは日々おこるので昨日なかった求人が今日あったりすることもあります。
逆に求人がなくなることも。
これは、採用企業が期間で広告枠を買って求人を出しているためです。
あまり慎重になりすぎると、そもそも応募すらできないまま時間だけが経過してしまうと思うので、数多く見た上でここだと思った企業から応募してみましょう!
以上、少しでも参考になれば幸いです。
私は、あなたの勇気ある一歩が実りあることを願っています。
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