面接で聞かれる転職理由に、キャリアアップと答えるのはいいのだろうか？
採用面接時にそんな悩みを持っている求職者も多いと思います。
本記事では、中途採用の面接でキャリアアップについて話す前に抑えておきたいポイントを整理しています。
いくつか質問を投げかけますので、質問に答えることで考え方を整理できるでしょう。
私は、リクルート系の会社に4年程勤め、採用企業・求職者双方のサポートを行なっておりました。
また、自社の採用面接を行う中で、採用面接で受かる人・オチる人の特徴も見てきています。
私の記事では”本音”をテーマにしてますので、包み隠さず情報を共有できればと思います。
少しでもあなたの役に立てれば幸いです。
それでは、ポイントを整理していきましょう。
もくじ 1.面接で転職理由をキャリアップと伝えても良い？ 2.本当の転職理由を探る 3.相手の立場を理解する
1.面接で転職理由をキャリアップと伝えても良い？
結論問題ないです。
ほんとうに転職理由がキャリアアップなのに、面接官に伝えてダメなことはないです。
本当の理由を隠して転職しても、転職後にやりたいことが実現できないと転職を早期に繰り返し悪循環になってしまいます。
キャリアアップがしたいのに、面接でそんな想いを伝えもせずに、そもそも叶うかどうか分からない企業に転職するってナンセンスですよね。
伝え方には注意が必要なので、相手の立場を理解する の項目をしっかり確認ください。
上記の通り、本当にキャリアップしたい人であれば問題ないのですが、かなり多くの割合で怪しい人が存在します。
怪しい人とは、キャリアアップをなんとなく口に出してしまっている人です。
さあ、下記の質問に答えられますか？
いまの自分を確認するのも大事ですので、整理してみてください。
◆自身のキャリアップとはなんですか？ ◆なぜキャリアップしたいですか？ ◆それを今の会社では実現できない理由は？
ここが整理できてない状態で、キャリアップを伝えるのは危険です。
今から紙に書き出して頭を整理しておきましょう。
2.本当の転職理由を探る
上で整理したときに、ペンが進まない方については本当の転職理由が別にあるかもしれません。
給与ですか、働き方ですか、休みですか。
転職を成功させるためには、転職軸をしっかり決めて転職後にどうなりたいかを整理しましょう。
下記の記事も参考にしてみてください。
3.相手の立場を理解する
ここはとくに大事です。
相手とは面接官＝入りたい企業の立場ですね。
キャリアップは自分主体のことなので、相手は何を求めているかを考えましょう。
採用企業側の立場になったとき、あなたを採用する理由はなんでしょうか。
あなたにキャリアップして欲しいからではないですよね。（勿論、長期的に見れば成長欲の強い人は欲しい人材でしょう）
あなたを採用したらその会社にどう貢献してくれるか、どんな効果をもたらせてくれるかがが一番大事なポイントです。
ここの意識を持った上で堂々とキャリアップについて語りましょう！
◆あなたのキャリア・スキルでその会社にどう貢献できますか？
以上、転職は人生において大きな挑戦の一つです。
環境が変わることで人生も大きく変わります。
あたなの勇気ある挑戦が成功するように願っています！
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